猫背って実際どこからが猫背?と思ったことはありませんか?
猫背は肩こりや首こりの基準の一つとして考えられている姿勢ですが、実際に猫背自体の基準はなく、首肩こりの基準として猫背を定義するのであればどこからなのか、整体師目線で考えてみました。
肩こりは僧帽筋と言う後頭骨から肩峰(肩甲骨)、脊柱へマントのように幅広く付着していますが、上部の部分がそれにあたります。
猫背と呼ばれる部分は主に胸椎であり、胸椎は12個の椎体が連なりゆるい後方へのカーブをかいているのが正常です。正常な胸椎後弯での頂点は胸椎7番です。猫背になるとこの頂点の位置がずれてくると推測するので、だいたい胸椎9番くらいまで下がってくると猫背っぽくなります。
胸椎7番は両肩甲骨の下角(一番下のとんがり)を結んだ真ん中の位置にあたります。正常よりもっと丸みを作る為にはこの胸椎7番を下方に移動したほうが背中の丸みが深くなると思われるので胸椎9番くらいにちょうど頂点をもってくると首までの折返し角度が深くなってより猫背っぽく感じます。
逆に胸椎の頂点を5番くらいに上げた場合は首までの折返し角度が深くならない為、どちらかと言うとストレートネックっぽくなります。
こうなると腰椎や頚椎の頂点もまた変わってくることになりそうですが、そこまで言及するとどんどん本題からそれていきそうなので、このくらいにしておきます。
結論、猫背とは胸椎9番を頂点とした後弯の姿勢である。と仮定しましょう。
しかし、本当に胸椎の頂点がずれている人は多くて肩こりや首コリの多くはこのズレを改善修正するだけでかなり良くなるので、町中歩いていると治した人だらけ、、、と思ったりもします。
それと同時に筋力の増加や柔軟性を付けれれば、さらにいい状態になりますね!
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やまだ鍼灸整体院でございます。