- 頸椎ヘルニアでも排尿・排便に異常をきたすことがあるの?
- 排尿排便障害ってどんなことが起きるの?
- 排尿障害になると手術が必要?
など、こんな事を思ったことはありませんか?
首の問題なのに関係あるの?と思いますよね。
頸椎ヘルニアでも、神経根ではなく脊髄を圧迫する場合や重度の頸椎ヘルニアの場合排尿排便障害をきたす場合があります。
今回は頸椎ヘルニアと排尿排便障害についてお話していきますね。
頸椎ヘルニアについての参考にして頂けたら幸いです。
排尿排便障害のメカニズム
便や尿がたまると、骨盤内の神経から脊椎を通って脳へ伝達され、便意・尿意が出て脳から骨盤内の神経・陰部神経し命令が伝わり排便排尿が起きるという流れです。
腸や膀胱に便・尿が溜まる⇒骨盤内神経から脊椎を通って脳へ。
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脳から便意・尿意の伝達⇒脊椎を通って骨盤内神経へ⇒排便排尿する。
この伝達経路である「膀胱・腸」「骨盤内神経」「脊椎」「脳」のどこかに異常があると排尿排便障害が生じます。
頸椎ヘルニアで障害が生じる場合は脊椎が原因によるものです。
ヘルニアにより脊椎神経が圧迫っされ、骨盤内の神経からの伝達が正常に機能しなくなり障害が起こります。
排尿排便障害の症状
排尿排便障害の症状の一例を解説させて頂きます。
◆尿失禁・便失禁
◆頻尿・残尿感
◆1週間以上の便秘
◆肛門や股間がムズムズ感・じりじり感などの違和感を感じる
◆急に勃起する
◆歩行やくしゃみなどで尿・便が漏れる
◆自力で排泄できなくなる(重症)
などの症状が現れます。
自分の意志で思うように排泄が出来なくなってしまう状態です。
いずれにしても排尿排便障害が出ている状態は非常に重症化している状態です。
多少の尿漏れや残尿感などは普段でも起こりうる現象です。それだけでは症状が悪化しているという事ではありません。通院している医師の診断を伺い、自己判断で落ち込まないようにしてください。
排尿排便障害を発症する疾患
排尿排便障害を発症する可能性のある疾患は
◆頸椎ヘルニア(脊椎圧迫)
◆頚椎症(脊椎圧迫)
◆腰椎ヘルニア
◆脊柱管狭窄症
◆脊椎損傷
◆脊椎腫瘍
◆脳疾患
などがあります。
いずれも症状が悪化し重症化するにつれて排尿排便障害が出てくることがあります。
排尿排便障害の対象方法
排尿排便障害が発症して自力で排泄行動が出来なくなった場合は早急に手術が必要になります。
排泄が出来ない状態が続くと体に毒素が回り、最悪の場合死に至ります。
医師に相談し、十分にお話を聞いて疑問点などを解消し判断してください。
まとめ
排尿排便障害になると各疾患の症状が悪化して重症化している状態です。
すべての症状が手術が必要とは言いませんが、手術も視野に入れておくべきです。
自力で排泄動作が出来なくなった場合はすぐに医師に相談してください。
頸椎ヘルニアで排尿排泄障害が出ている場合は、脊椎を圧迫している可能性があります。
当院でも頸椎ヘルニアのお悩みに対応しております。お気軽にご相談ください。
お電話ありがとうございます、
やまだ鍼灸整体院でございます。