頸椎ヘルニアによる首の痛みの改善

急に首の痛みがひどくなり動かすことも大変になり来院されました。

症状がひどいので紹介状をお渡しして整形外科でレントゲンを撮ってきていただきました。

検査結果、頸椎ヘルニアが発症していました。

頸椎４・５番のヘルニアと４・５・６番の変形が見られました。他にも検査した結果腰椎にも変形とヘルニアが見られました。

首の状態はストレートネックになっており、頸椎１番と７番の可動性低下がひどく出ていました。

腰椎はカーブはしていましたが４・５番に変形とヘルニアがみられ、骨盤も後傾と歪みを確認しました。

初回は首の痛みが酷いので出来るだけ動かさないように少しの刺激だけで施術をしました。

施術した部位はヘルニア部分の４・５番ではなく、異常に固まっていた頸椎１・７番です。ヘルニアを起こしている原因は動いていない１・７番でしたので、まずはコチラを狙いました。

施術後、痛みは２割程度マシになったのと首を左右に動かせるようになり寝起きが出来るようになったので１度お家で寝てくださいとお願いしました。

２回目は翌日来ていただき身体を確認しました。

痛み自体は半分ぐらいになって、ゆっくりですが首もしっかり動かせるようになっていました。

二回目も同様に頸椎１・７番を施術し、加えて背骨全体を調整し骨盤も矯正してバランスを正常化させて首にかかる負担を一気に落としました。

施術後はじっと前を向く分には痛みが無くなったと、動かすとまだ痛みがある状態でした。

２回目の治療が終わり、３回目は二日後に来ていただきました。

３回目の施術前には痛みもかなり軽減されており日常生活は普通におくれるまでにはなりました。

痛み自体は残っていますので、引き続き頸椎と背骨全体と骨盤の施術を行っていきました。

１か月を過ぎたころには痛みはほぼ消えており、真の方に残っている痛みがまだあるとの事でした。

３か月が過ぎたころには痛みが消え、問題なく日常生活や仕事が出来るようになっていました。

今では再発しないように１か月に１回程度のメンテナンスに来ていただいております。

今回の患者様は今まで自覚症状がなく急に首の痛みで来院されました。

頸椎ヘルニアと言われると痛みと痺れが出るイメージもありますが、痺れがなく痛みだけや痛みなく痺れだけなどのパターンもあります。

今回はぎっくり頸のような症状で来院されて、検査をすれば頸椎ヘルニアがわかった状態でした。

施術はヘルニアになった部位は触らずに、ヘルニアを起こした原因を徹底的に施術して改善に至りました。

頸椎ヘルニアの事で悩んでいる方がおられましたら、お気軽にご連絡ください。