頸椎ヘルニアとストレッチ
頸椎ヘルニアを発症している方や頸椎ヘルニアにならないためにはどうストレッチをしていくのが良いのか?をお話していきますね。
頸椎ヘルニアの症状があるのにストレッチをしても大丈夫?
基本的に頸椎ヘルニアの症状がきつい時は無理な運動はしてはいけません。というよりも動く事も苦痛だと思うので出来ないと思います。
ですが、頸椎ヘルニアはストレッチが有用な場合が多くあります。
頸椎ヘルニアを改善していけるように、何をやればいいか?どれだけやればいいか?やり方や量などのお話をしていきますね。
※ストレッチ全般ですが、首がしんどい場合は無理せずに行ってください。
肩甲骨のストレッチ
まず初めに、頸椎ヘルニアを発症する方は猫背の状態がほとんどで頸椎ヘルニアになる原因のひとつです。
猫背の原因は肩甲骨の状態が大きくかかわっていますので、まずは肩甲骨の動きをよくして猫背の改善を試みましょう。
三角筋
まずは肩にある三角筋という筋肉からストレッチです。
※首がしんどい場合は無理せずに行ってください。
三角筋は肩の前後と外側を覆うようについている筋肉で三角形の形をしています。
腕の動きに大きくかかわっており、上腕の内転外転にも関わりますので固まってしまった巻き肩を改善するには三角筋が柔らかくならないといけません。
僧帽筋
僧帽筋は肩こりなどで有名です。
猫背になる事により固まってくる筋肉で、固まってくるとさらに猫背が強くなり首の位置が前へ前へ行き首への負担が増大していきます。
バンザイをするように腕を上へ伸ばしてみてください。
気持ちよく伸びるようにしてみてください。
※ほかの部位が痛くなる場合は無理せず行いましょう
胸筋
胸筋が固まってくると猫背を強くしてしまいます。
後ろで手を組んで胸を開くように伸ばしましょう。
手が届かない場合は出来る範囲でいいので手を後ろに持っていき胸の筋肉が伸びるようにしてみてください。
大円筋
大円筋は脇の後ろ側にある筋肉です。
大円筋は肩甲骨を外側に引っ張る筋肉なので、固まると肩甲骨が外側にスライドしてしまい猫背が強くなります。
腕を頭の上に持ってくるのが厳しい場合は無理せずやめておきましょう。
臀筋群
頸椎ヘルニアのケアなのにお尻の筋肉?と思われる方もいると思いますが、姿勢をよくするためにはお尻の筋肉の柔軟性がとても大事です。
お尻の筋肉で骨盤の状態が変わります。骨盤が安定すれば背骨が安定し、首が安定し、頭部が安定します。
写真の姿勢が出来ない場合は、地べたにお姉さん座りをして、前の脚の膝がある方向におへそを向けて身体を前に倒していくとお尻の筋肉が伸びていきます。
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やまだ鍼灸整体院でございます。